私が24歳の時 初めての出産後まもなく 喜びもつかの間 3回目の顔面神経マヒに………。
さすがに今回は大きい病院に行こうという事になり 九州大学病院で診察を受けました。
私の受診した科には いつも若い先生が二人おられましたが
「ガンの研究をする人はたくさんいるけど 顔面神経マヒは命に関わる病気じゃないから
研究する人があまりいないんだよねぇ……」と言われたのを覚えています。
その時 私は
「確かに顔面神経マヒは命に関わる病気じゃないけれど これほど人の心を暗くし 生活の質を落としてしまうものなのに 誰か治す方法を研究して………」
と心から思ったものです。
私が56歳の初夏、聴神経腫瘍が見つかり、さらに検査をすすめていくうちに顔面神経鞘腫であることが判明。非常にまれなこの病気…どう向き合っていけばいいのか…ぼちぼち記録にしていこうと思いたちました。