2013年10月17日 どんな手術になるのか不安をかかえたまま病院に行きました。
そして先生から
「先生方と話し合いましたが K子さんの場合 腫瘍が大きくなって限界になるまで
手術はしないことになりました。手術をすればまず左耳は完全に聞こえなくなります。
それに左側の顔面神経マヒになります。
腫瘍を取れば 医師としては手術は成功ということになりますが
手術後のK子さんの人生を考えると医師としても喜ぶことは出来ません。」
………ここまで聞いただけでも私が手術した場合 後遺症がいかにひどいか理解出来ました。
続けて先生が
「腫瘍の大きくなるスピードは人によって違います。ひょっとしたら10年もそれ以上も
ゆつくりとしたスピードかもしれません。」
そこまで聞いていて どんなに苦しくても元気になるために手術して頑張るぞと強い気持ちで
準備していたのに まるで昇っていたはしごをぽんっと外された状況になり涙が出ました;_;
3日後は娘の結婚式です‼︎ こんな嬉しい日に笑顔で出席できるかしら…などと頭の中が
いろんなことでぐるぐる回りました。
病院の帰り 主人が夕食を食べに連れて行ってくれたのですが
食事をしながら涙がポロポロ落ちました( ; ; )
私が56歳の初夏、聴神経腫瘍が見つかり、さらに検査をすすめていくうちに顔面神経鞘腫であることが判明。非常にまれなこの病気…どう向き合っていけばいいのか…ぼちぼち記録にしていこうと思いたちました。